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DENON RCD-N7 CDレシーバー

RCD-N7の感想 学生時代に秋葉原で買った総額35万円のオーディオを20年以上使い続けてきました。
そのシステムも10年ほど前にカセットデッキを買い換え、スピーカーはウーハーの縁が劣化でボロボロになってウーハーを取り替えて再生させました。でもアンプの出力は安定しなくなり、CDプレーヤーのトレーは出し入れがおぼつかなくなり、どうやら潮時のようです。
思い入れの多いシステムだったのですが、買い替えを決断しました。

■ 機種選定

選定の条件は、CDプレーヤーとアンプで5万円以下、SDカードあるいはUSBメモリーの再生が可能なこと、外部入力が2系統(カセットデッキとDVDプレーヤーに使います)あることです。スピーカーは不要です。
カセットデッキを買い替えて以来10年ぶりのオーディオ購入です。ミニコンポを想定していましたが、オーディオ市場の縮小と技術の進歩に伴うコンパクト化が相まって、CDレシーバーなるジャンルの商品ができているんですね。すべての機能が集約されていて安価。スピーカーのいらない私にはピッタリです。
条件にあてはまるものから視聴をして数機種に絞り込んだのですが、このRCD-N7は購入時、発売直後だったので日本橋でも店頭になく、実は視聴していません。
視聴のできたマランツのM-CR603のするか、このRCD-N7にするかで悩みました。できることはほぼ同じで、ブランドは異なるものの同じ会社の製品です。
・・・この2社が経営統合していたことは知りませんでした。上述の20年以上使っていたCDプレーヤーはマランツ製でした。当時マランツはCDをソニーと共同開発したフィリップスの傘下で、フィリップスのCDプレーヤーのOEMも行っていて定評がありました。DENONの読みもデノンに変わったんですね。時の流れです。・・・
音の味付けはブランドによって異なるのでしょうが、M-CR603の方が高いので普通に考えると音がいいと思われます。 しかし、M-CR603は有線LANにしか対応していません。また、つなぐスピーカーは安物のウーハーに取り換えてしまったもので、大したものではありません。アンプがよくても活かすことができないならばと、安い方のRCD-N7に決定しました。価格帯から過度の期待はしていませんし・・・。

■ 感想

専用スピーカーSC-N7につなげない場合は、まずSC-N7用の最適化フィルターをオフにする必要があります。
白いボディーに違和感がありましたが、使ってみると別に気になりません。現在はブラックも販売されています。
使用感ですが、とにかく便利です。マイクロSDカードをUSBのアダプターに付けて挿しっぱなしにしています(上写真の本体正面左下)。これだけで相当数の曲を聞くことができます。
USBやSDカードなどのメディアは、曲の再生順がアルバム通りにならない機種がありますが、RCD-N7はトラック番号の順に再生してくれます。アーティストごとにフォルダを整理しておくと便利です。
無線LANでは、インターネットラジオが聞けるのはもちろんのこと、パソコン内の音楽ファイルを再生することも可能です。考えると当たり前なのですが、別の部屋のパソコンにある曲を再生できます。ただ、無線ルーターとの相性なのか、設置環境のせいなのか、本機の性能なのか、たまに無線がつながらなくなります。
iPod専用ドッグもありますが、私はiPodを持っていません。iPod・iPhoneに無償ソフトをダウンロードするとRCD-N7を操作可能になります。
もちろんのことFM/AMチューナーもついていて機能満載です。
ネット経由でファームウェアをアップデートできるのもいいですね。アップデート中に無線の接続が切れるとコンセントを抜くしか手がなくなるので、アップデートには有線がおすすめです。
音質についてはスピーカーに大きく依存しますので、ここでは評価しません。
いいスピーカーに変えたい・・・。

更新日:2012-2-20
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